須田事務所2.0へ向けていろいろ準備中です。
まずは自邸も無事に着工しました!
昨日午後時間があったので久しぶりに現場作業を経験させてもらおうと猛暑の中、基礎配筋のお手伝いに?足手まといに?に行ってきました。
大工さんも基礎屋さんも設備屋さんも内装屋さんも外構屋さんも同級生なので助かります。
自邸ですので多少のミスも許されます(笑)
因みに日本建築では棟梁に並ぶ役職があり、頭(カシラ)と言われます。
現代では基礎屋さんです。
須田家を施工してくれているカシラは中学卒業したっけ??と思うくらい中学時代はどうしようもなかったやつですが立派になっていました!
太さ13㎜長さ5mの鉄筋を慎重に手際よく加工して10本肩に背負って配っていきます。(僕は2本づつがやっとです。)僕は3時間でのびあがりました。
彼曰く、嘘をつかない、人のせいにしない、言葉遣い、上下関係、礼儀などやっと最近わかってきたと言っておりました(僕の娘は只今保育園で習っております笑)。
しかし、異常な暑さですね!!特に基礎工事は防湿シート(ポリエチレンシート)の上にスタイロフォーム(ガス入りのポリエチレン)を敷いた後、火傷するくらい温まった鉄筋ですので体感温度は+10度くらいになります。土の上に戻ると涼しいくらいです。
カシラは常備品の食卓塩をストレートで食べます。さすが塩分!一時復活します!
近年一般的には熱中飴ですが、こいつは違います笑。現場で初めて見ました!
改めて職人さんはすごいな。過酷だな。命がけだな。とフラフラになりながら思いました。
次回はコンクリート打設時、上棟時に混ぜてもらいます。それまでにはもう少し鍛えてきます!設計者として大切な経験をさせていただいております。ありがたい!
因みに自邸コンセプトの一つは「永く使えるように」です。
データによると日本の住宅の平均寿命が26年であり、米国の44年、英国の75年と比較して非常に短いです。地球の資源を熱々の工業製品にしてすぐにゴミにしているのが現状です。リサイクルも進んできておりますが。。風土や技術、経済、文化、様々な問題がありますが、せめて作ったもの、頂いたものは最後の最後まで使おうよ。頂いたご飯えお残さず全部食べようよってコンセプトです。(僕の娘は只今保育園で習っております笑)そう!長寿命化です。
いくら頑丈に建てても使う人がいなくなると税金だけかかって邪魔になります。草が生えます。負の遺産は壊されます。壊すにも250万円ほどかかります。
そこで、自邸では40年?50年?住宅として使わせて頂き、その後用途を変えて生まれ変わりやすい間取りともに、用途変更申請という法律にも対応しやすいように設計してあります。貸し出ししやすいように、借手が付きやすいようにカフェやギャラリー、寄宿舎等に変えやすくなっております。そうです。夢の不動産収入です!子供達に不労所得を残せるように笑笑笑。
長くなりましたが、言いたいことは「夏はやっぱりスイカバー!」笑笑笑
PS. 敷地の良い所になぜかトウモロコシが!笑
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