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  • sudashuji

Jimbohara Station Kita Town Planning Town Residents' Workshop

更新日:2022年5月30日

職業柄、町の方からのお誘いや推薦を受けて「神保原駅北まちづくり町民ワークショップ」に参加してきました。と言うより参加してみました。


大学で羽生市、熊谷市、寄居町、長瀞町、北本市、行田市等、県北のまちづくり関係の問題点や策や進捗は度々耳にしており、最初は「上里町は難しいな」と思っていましたが、今は「ん?もしかしたら・・・」って感じです。


参加者は中学生からお年寄りの約30名で皆リスペクトな方々でした。それぞれがそれぞれの観点でハッとするような良いことを発言しており、僕は多少専門家的な硬い気持ちで出席していましたが、皆さんの素直な気持ちにすぐに流されました。&僕は現在38歳子育て世代でちょうど中間な橋渡し的な位置ですごく居心地が良かったです。


その中で今回先輩に繋げて頂いた大学生のT君は上里出身でサッカーの後輩。建築の甲子園的な「建築新人戦2021」で神保原駅北をテーマに2位(優秀賞)。偶然か必然か、持ってます。しかも1位じゃなくて2位に食い込んだ所が凄いです。学生コンペはどれだけぶっ飛べるか、目立てるかが上位入賞のマスターキーな所が多いですが、彼の作品は派手さはないものの、現実的(低コスト)かつ、今ある人・まちに寄り添いながら相当なフィールドワークを重ね、実際にできそうな所に落とし込み、かつ新たな提唱をやさしくやさしく表現しています。新たな建築家のスタイルとして上里町から世界に影響を及ぼせる可能性のある逸材です。僕らの地域で何か羽ばたくチャンスを与えて頂けたら幸いです。


他にもじっくりは話せませんでしたが、全国レベルや世界レベルで発信しそうな若者揃いで、

もしかしたらこの人たちにとって動き易い環境にすることが、これからのまちづくりのでやらなくてはいけない事で、僕の世代は戦後から続く古いやり方や仕来り、しがらみ、負担を無くす。リセットして渡す世代かと感じました。


それと感じたのが官と民の関係性。どちらが主導でも優位でもないことが大切。要は役割分担で、ボタンが嚙み合う為に官はボタンホール。民はハマるボタン。どちらが先でも構いませんが、ここにこんな穴が欲しいと提案するパワーが民。ボタンがハマるように考えて頂き法整備、予算取り、体制づくり、+αするのが官。

どちらも持続的にハマるように楽しく協力、工夫するのが官民。


僕ら建築家の役割は必要となる箱・空間の情報整理をして素直な気持ちと発想で落とし込むこと。


上里町は官民共に一定の意欲は感じましたが、一定では突破できないご時世。さらなる「情熱」が盛り上がればと今回のタウンミーティングを通じて感じました。


以上、発見はあり、有意義でした。

ご興味のある方は下記を参考にご覧ください。

何かひらめいた方はご連絡ください。お繋ぎ致します。


彼の作品「建築新人戦2021」(優秀賞)子供が町へ「通う」学校


「神保原駅北まちづくり町民ワークショップ」上里町HP















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