
西洋占星術の世界では、ものに縛られない生き方や型にはまらない価値観が広がる「風の時代」が始まったとされている。220年続いた土の時代が終わったことで、目に見えるものや形や権力あるものが重視される傾向が変わり、 風の時代では形のないものや自由な発想が重視されるようになり、今までの常識が崩れ、自分らしく生きることができる時代に変わった。
「For other 90%」一部の特権階級の人のためではない建築。何となくそんなことを感じる今日この頃、須田事務所にも、愛されながらも朽ちてしまった店舗を街に開く改修や、農業法人立ち上げによる古民家再生、歴史的建造物の保存活動等、一部の人にに対して新たな物質を構築する訳ではない、建築の中でも風の時代的なプロジェクトも続々と動き出している。
そんな中、まさか自分がと思っておりましたが、2024年には執筆活動や、論文・紀要のお仕事もさせて頂く機会が増え、慣れない文章に励む時間が増えてきており、目には見えないある種の建築行為も僕の役割なのかもしれないと思い、積極的に取り組んでいる。因みに執筆のお題は、
「高齢者福祉施設の設計についてー調査及び基本設計ー」
「高齢者福祉施設の設計についてー実施設計及び施工ー」
「歴史的建造物のリノベーションプロジェクトについて」
「子ども第三の居場所ケーススタディ」
「大学における建築家教育について」
初めて恩師から執筆に関しては称賛頂きましたが、まだまだ手探り状態で、厄年も重なっておりますので引き続き慎重に歩んで参ります。
目には見えないものをつくる。
遅くなってしまいましたが、
明けましておめでとうございます。
今年も須田事務所を何卒よろしくお願い致します。
「日日是好日」
:毎日素晴らしい日になるよう努める。
今この時が大切。
あるがままを良しとして受け入れる。
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